信州うえだの風土がおいしいお米を育てます

上田地域は長野県の北東部に位置し、四季折々の美しい景色を見せる山々に囲まれた自然豊かなお米の産地です。耕作地の多くが標高400ｍ以上で昼夜の気温差が大きく、おいしいお米作りに適しています。「信州うえだのお米」は地元農家が丹精込めて育てた、味・香り・粘りと三拍子揃ったおいしいお米です。

ため池文化

特に上田市の南西に位置する塩田地域は、江戸時代には「塩田三万石」と呼ばれたほどのお米の産地です。年間を通じて降水量が少なく、水源となる川も少ないため、本来であれば稲作には向かない地域ですが、先人のたゆまぬ努力によりため池が多く作られ、お米の一大産地となりました。

長年蓄積されてきた栽培技術と品質

古くから続くお米の産地として生産者の栽培技術も高く、おいしいお米が栽培されています。さらにＪＡ出荷のお米は全て農産物検査員のチェックによって等級がつけられ、信州うえだ地域の一等米比率は毎年90％台（平成29年度は98％）を保っています。おいしい米づくりへの想いが数字にも表れています。

保管管理

ＪＡ信州うえだではお米を玄米の状態で、低温予冷庫に保管し鮮度を保っています。ご注文の都度、精米したてのおいしいお米をお届けします！一般的に精米後は２週間程度でお米の鮮度が落ちてきます。お届け後は湿度が低く、15℃以下の場所で保管していただくと比較的長持ちします。

品種紹介

ＪＡ信州うえだでは「コシヒカリ」を中心に「風さやか」「あきたこまち」などの品種を取り扱っております。

ピックアップ1　～風さやか～

「風さやか」とは長野県で開発されたオリジナル品種のお米です。ほのかな甘みが冷めてもつづき、香りが良く、ほどよい粘りと弾力が特徴です。冷めてもおいしさが続く為、お弁当やおにぎりなどにも最適です！風さやかは長野県の米栽培面積の3.3％ほどしか作付けがされておらず、今は希少なお米です。そのおいしさと生産拡大への取り組みにより、少しずつ栽培面積が増加しています。

ピックアップ2　～特別栽培米コシヒカリ～

上田市有数の米の産地、塩田地区の担い手農家組織である「ＪＡ信州うえだしおだ米プロ生産者部会」が栽培したコシヒカリです。長野県で慣例的に行われている化学合成農薬および化学肥料（窒素成分）を50％以上削減して栽培したお米だけが「特別栽培米」として販売することができます。塩田地域は６月頃にホタルの鑑賞会が開かれるなど、きれいな水が流れる地域です。そんなホタルの住む環境を守りたいという想いと、皆様にもより安心して食べていただけるお米をつくりたいという生産者の想いから生まれた、環境に優しく、より安全・安心なお米です