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干し柿作ろう-無駄なく消費を
JA信州うえだの話題
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2018.10.31
上田市川西まちづくり委員会産業の振興部会は10月中旬の2日間、JA信州うえだと協力し、上田市の浦里果実集荷場とJA浦里店の旧直売所で「干し柿作り研修会」を開いた。同部会とJAが地域で放置されている柿を活用しようと企画し、2年目の取り組み。部会員と住民15人が参加した。 昨年は試験的に部会員だけで行ったが、干し柿の出来が良く、今年は参加希望者を募り柿の収穫から取り組んだ。 県農村工業研究所の滝沢潤主任研究員を講師に招き、干し柿をオレンジ色に保つための硫黄燻蒸も含め、皮むきからつるすまでの一連の作業をした。昨年の約5倍、1500個以上の柿を2日間かけて処理した。柿は、地元住民4件から提供された「平核無」と「蜂屋」。 同部会の西澤仁史部会長は「今年は人手もあり作業がスムーズに進んでよかった。昨年の干し柿は好評で、直売所に売り出したところすぐに売り切れてしまった。今年は数を増やしたので、多くの人に食べてほしい」と話した。 今回干した柿は、11月中旬にもみ作業をし、12月上旬には完成予定。上田市の生産者直売所「いずみの里」で販売する。今年は数が多いため、イベントなどでの販売も検討している。
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