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JA信州うえだの話題(日本農業新聞より)

乾燥農産物に関心を

JA信州うえだの話題 2019.06.06

JA信州うえだ女性部の有志と上田市真田地区の果樹生産者などでつくる「さなだ農産加工組合」は5月下旬、同市のJA真田支所で、乾燥農産物の使い方講習会を初めて開いた。乾燥農産物への理解を促し、直売所への出荷につなげる狙い。同加工組合の会員と同地区の農家ら14人が参加し、乾燥させた野菜や果実などの料理方法を学んだ。 同加工組合は、旬の時期に取れ過ぎてしまった農産物を乾燥加工して直売所に出荷することを推奨している。ただ、同地区では乾燥加工になじみのない生産者が多い。 そこで、活用方法を知ることで乾燥農産物への関心を持ち、加工組合の会員となって直売所へ乾燥農産物を出荷してもらおうと企画。今回は自宅で簡単に作れる料理の紹介や意見交換をした。 料理は乾燥させたキクイモやトマト、シメジ、エノキタケ、リンゴ、イチゴを使った5品を紹介。同市真田町の料理研究家、下平みさ子さんがレシピを考案し、調理した物を参加者に振る舞った。中でもキクイモを使った酢漬けやつぼ漬けは反響が大きく、参加者は「こういう使い方があるなんて知らなかった」と驚きながら味わっていた。 意見交換では「今まで作ったことのない、さまざまな農産物の乾燥加工に挑戦してみたい。まずは自宅用から始め、販売用も検討していきたい」などと、直売所への出荷に前向きな意見が多く出た。 JA真田営農センターの小松俊明センター長は「農産物を加工して日持ちさせることによって価値を生み出し、使い方も一緒に発信しながら、新たな消費に結び付ける事業にしたい」と力を込めた。 加工組合は2018年に発足。同市真田町の旧A・コープ傍陽店の空き店舗を利用して設置した食品乾燥機を使い、リンゴチップスや乾燥エノキ、ドライトマトなどを製造している。 今後も、定期的に乾燥農産物をテーマにした講習会を開く予定だ。