JA信州うえだ

ホーム いいJAん!信州の話題 グリーンファームカレッジ、きれいでおいしい干し柿を作ろう

JA信州うえだの話題

グリーンファームカレッジ、きれいでおいしい干し柿を作ろう

JA信州うえだの話題 2019.10.18

JA信州うえだが運営する農業用資材店「グリーンファーム中央店」では、家庭菜園のポイントや園芸の楽しみ方を題材とした「グリーンファームカレッジ」を開校している。 10月12、15日には今年度11回目の講座となる「干し柿の上手な作り方」講座を開いた(台風19号の影響を考慮し、急きょ15日にも開催)。家庭用果樹として植えられることの多い柿だが、上小地域は寒さが厳しく甘柿を栽培しにくいため、渋柿が多い。干し柿などに加工しないと食べられないが、自己流の干し方ではうまくいかず、収穫せずそのままにしてしまうことが多い。「渋柿を無駄なく消費したい」という声に応えて、同講座を企画した。 当日、12日は8人、15日は22人の地域住民が参加。長野県が誇る高級干し柿「市田柿」の製作指導を行っている同県農村工業研究所の滝沢潤主任研究員が講師を担当し、きれいでおいしい干し柿の作り方のコツを伝授した。干し柿作りの一通りの流れや干し柿が変色するのを防ぐ硫黄くん蒸のやり方などを資料で説明した後、参加者に吊るし糸を配り、爪楊枝を柿に見立てて簡単な柿の縛り方を講習した。参加者は「こんなに簡単な縛り方があるのか」と驚きながら真剣に取り組んだ。 講義を終えた参加者は「皮のむき方からひもの結び方まで丁寧に教えてもらいとても勉強になった。市田柿のようなきれいな干し柿を作ってみたい」「硫黄くん蒸は大変そうだが、柿の色味が全然違うと聞いて、ぜひ挑戦してみたいと思った」などと満足気に話し、講座は好評だった。 同店は今後、11月23日に「お正月、クリスマス用の寄せ植え」講座を開く予定だ。

お知らせ