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「GPSって便利」しおだ米プロ生産者部会 作業実演と見学会

JA信州うえだの話題 2020.03.26

上田市の「しおだ米プロ生産者部会」は3月19日、同市小島の水田で担い手農業者による耕起作業の実演と衛星利用測位システム(GPS)を搭載したトラクターの試乗見学会を開いた。オペレーター技術の向上と作業の効率化につながる最新技術を学ぼうと企画した。同部会の部会員を中心に関係者ら約30人が参加した。 耕起実演は、同部会の後継者部「しおだSUNダイズ」の担い手農業者ら6名がトラクターを持ち込み30アールの水田を1枚ずつ起こした。 見学会では、関東甲信クボタの担当者からGPSが搭載されているメリットについて説明を聴いた後、GPSガイダンスシステムを搭載し、自動で直進する機能を備えたトラクターの実演をした。試乗した参加者は、「真っすぐに起こすのが簡単で、液晶モニターで作業した箇所と未作業の箇所がそれぞれ色で表示されてわかりやすい」と驚いていた。 また作業機の脱着と農作業事故防止の研修会も行い、作業機の正しい使い方を確認し、参加者に注意を呼び掛けた。 主催者である同部会部会長の小林好雄さんは、「昨年が天候不良のため中止となったので、今年は開催できて良かった。これからもみんなで技術を高め合えるように機会を設けたい」と話した。

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