JA信州うえだが運営する農業用資材店「グリーンファーム中央店」では、家庭菜園のポイントや園芸の楽しみ方を題材とした「グリーンファームカレッジ」を開校している。 7月24日には、今年度10回目の講座となる「干し野菜を作ろう」講座を開いた。夏野菜収穫最盛期、取れ過ぎた野菜をどのように保存したらいいか知りたいという声が多かったため、同講座を企画。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、講座は午前と午後に分けて行い、午前15人、午後13人の地域住民が参加した。 講座では、（一社）長野県農村工業研究所の滝沢潤主任研究員が講師を担当し、野菜や果物の長期保存方法として乾燥処理について説明した。参加者は乾燥野菜・果物の実物を見ながら、乾燥食品の長所と短所、具体的な加工方法などを学んだ。乾燥野菜の実食も行い、食味などを確かめて干し野菜作りへの意欲を高めた。 参加者は「野菜が多く取れた時の保存方法に困っていた。家に帰ったら早速作ってみようと思う」「乾燥タマネギが甘くておいしかった。手軽にできそうなので挑戦したい」などと話し、好評だった。