長野県A・コープは16日、上田市のA・コープファーマーズうえだ店で「一日こども店長」を行った。JA信州うえだ管内の小学4～6年生を対象に、期間内に応募があった中から4人が選ばれ参加した。 地域の子どもたちにA・コープや地元の農畜産物を知ってほしいと企画。同店としては初の取り組みだ。 同店の斎藤智貴店長の指導で、参加した子どもたちは身支度、朝礼でのあいさつ、来店者への声掛けと買い物籠の手渡し、店内放送、試食品の提供、商品の補充、レジ打ちの七つの仕事を体験。子どもたちは来店者から「かわいい」「頑張って」などの声援を受けていた。 子どもたちは「店長の仕事が分かった。こんな大変なことを毎日やっているなんてすごい」「店内放送など、少し恥ずかしかったけど楽しかった」など笑顔で話した。 県A・コープの大森賢一常務は「この取り組みを通じて、地域に根差したJA店としての知名度をアップしたい」と意気込みを語った。