JA信州うえだが運営する、上田市の農業用資材店「グリーンファーム中央店」は、家庭菜園のポイントや園芸の楽しみ方を題材とした「グリーンファームカレッジ」を開校している。8月下旬には「タマネギ・ニンニクを作ろう」講座を開き、地域住民32人が参加した。 常備野菜のタマネギやニンニクは、家庭菜園で作りたいと人気の野菜だ。栽培の相談が多く寄せられたため、講座を企画した。 JA営農振興部生産資材課の山口まゆみさんが講師を務め、品種の解説や肥料・環境による保存期間の変化を説明。苗の作り方、定植から追肥、収穫の注意点などについて、栽培に関わる資材を実際に見せながら話をした。 参加者は「品種の解説をしてもらったので、早生と晩生を育ててみたい」「今まで苗は買っていたが、今年は苗作りから挑戦したい」「タマネギの中が傷んでしまう理由がわかった」と話し、これからの栽培を楽しみにしているようだった。 同店は10月14日に「土づくり」講座を予定。土づくりとは具体的にどういうことなのか、堆肥はなぜ必要なのかなどの話をする。