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初の祭り 初販売

JA信州うえだの話題 2017.10.05

長野県上田市丸子地区の生産者やJA信州うえだなどでつくる「西洋梨6次産業プロジェクト」は9月中旬、「西洋梨オーロラ祭」を同地区の農産物直売加工センターあさつゆで開いた。産地化を目指している品種「オーロラ」の知名度向上を目的に初開催。同品種のジュースとジャムを初めて販売した。ブランド力を高めて、新規栽培者の獲得にもつなげる狙いだ。 同プロジェクトは今年2月に発足したもので、同地区で西洋梨の産地化と6次産業化を同時に取り組む。 当日は、プロジェクトの発起人で、西洋梨生産者の山越建さん(62)や市丸子地域自治センター職員、同JA丸子地区事業部職員が「オーロラ」の栽培経過などを説明。果実やジュース、ジャムを並べて、試食・試飲販売をした。 ジュースとジャムは、今年産の「オーロラ」を加工したもので、同プロジェクトから生まれた「まるこの夢」ブランドの商品。同ブランドには、これまで「ラ・フランス」「ル レクチエ」「シルバーベル」のジュース、ジャムがあったが、「オーロラ」の加工品は初めてだ。値段はこれまでの商品と同様、ジュース1本(500ミリリットル)1300円、ジャム1本(140グラム)450円とした。試食した来店客は「癖のない甘味が広がり、とてもおいしい」「自然な甘味で、ジュースやジャムは幼児のおやつとしても使えそう」と良好な反応を見せた。 JA丸子地区事業部の藤森浩明営農課長は「売れ行きは上々。地元客だけでなく、都会からの客もオーロラを高く評価してくれてうれしい。今後、他地区で行うイベントなどでも販売して、さらなる知名度向上を目指す」と意気込んだ。

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