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JA信州うえだの話題

安心して暮らせる、地域づくり拠点へ

JA信州うえだの話題 2018.05.17

JA信州うえだは、事業拠点の再構築で、上田市芳田のJA豊里店を福祉施設と地域の交流サロン、直売所を備えた複合施設としてリニューアルした。昨年12月から進めてきた改修工事が完了し、12日に竣工(しゅんこう)式を開いた。JA自己改革の一環として、高齢者や地域住民が安心して暮らせる地域づくりの拠点となる施設を目指す。 福祉施設は、ジェイエー長野会が運営する小規模多機能型居宅介護施設「豊殿の家(うち)」が入る。市内にある同会の特別養護老人ホーム「ローマンうえだ」のサテライト施設として、地域に密着して運営。通いを中心に、宿泊、訪問などのサービスを組み合わせて、自宅や地域で生活を続けるために必要な支援をする。デイサービス12人、ショートステイ6人の定員18人。介護予防体操教室なども行う。 地域の交流施設として、ふれあいサロン「hinata bocco(ひなたぼっこ)とよさと」を併設。ボランティアや住民組織などで「豊殿ふれあいサロン運営委員会」を構成して地域住民主体に運営し、JAが事務局を務める。誰でも立ち寄れる、地域のコミュニケーションの場として、6月にオープンする予定だ。福祉施設とサロンが入る建物には、「ふれあいの里 豊里農産物直売所」が隣接する。 12日の竣工式には、JAとジェイエー長野会の関係者ら52人が出席し、神事や竣工記念式典、テープカットなどを行った。 JAの坂下隆行組合長は「JA自己改革の柱の一つとして『安心してくらせる地域づくりへの貢献』を基本目標としている。この施設を起点として、高齢化社会に対応した福祉事業の、さらなる進化に向け努力し続けていくとともに、地域の高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていける環境を作りたい」とあいさつした。

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