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<無核ブドウ>初心者向け、適期逃さず

JA信州うえだの話題 2018.05.24

種なしブドウの栽培技術向上と生産拡大を目指すJA信州うえだ東部ぶどう部会「とうみ未来ブドウプロジェクト」は5月上旬、東御市滋野の小川高史さんのブドウハウスで今年1回目の「無核ブドウ初心者講習会」を開いた。 消費者ニーズに対応して、種ありから種なしへの切り替えを進める同部会が、種ありブドウとの違いや管理のポイントを知ってもらおうと2012年から毎年開いている。今年初めて種なしブドウの栽培に取り組む生産者ら5人が参加した。 JA東部営農センター営農技術員の所大義さんが、種を無くし果粒を大きくするために行うジベレリン処理の方法や房作りのポイントなどを、実演を交えて説明。「ジベレリン処理は結実や品質に大きく影響する大事な作業。適期を逃さないように行ってほしい」と強調した。参加者は「種ありの巨峰しか栽培したことがないので不安もあるが、家族と協力して頑張っていきたい」と話した。講習会は年4回開く予定だ。

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