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無核ブドウ拡大へ

JA信州うえだの話題 2018.05.09

JA信州うえだ東部ぶどう部会「とうみ未来ブドウプロジェクト」は4月下旬、東御市の東部営農センターと会員のハウスで全体会議を開いた。同プロジェクト会員の他、JAや行政など関係者ら34人が出席。2018年度の事業計画などについて協議した。 同プロジェクトは11年、同部会の有志により「無核ぶどう研究会」として発足し、16年から現在の名称に改めた。無核ブドウの栽培技術の向上と生産拡大のための調査研究をしている。 同市滋野の若林英行さんの加温ハウスで生育状況を確認した後、18年度の事業計画や「一人一研究」のテーマなどについて検討。「東御のぶどう」の知名度向上とブランド化に向けたイベントや、今年取り組む調査研究などについて話し合った。 18年度は、トンネルメッシュや防ひょうネットの普及拡大、無核ブドウ初心者講習会の開催、詰め合わせセットなどの新商品、ふるさと納税返礼品の検討に取り組む。 県上田農業改良普及センターは、県果樹試験場が育成した、種なしで皮ごと食べられる赤色系の新品種「ブドウ長果11」について説明した。この他、農薬メーカーから無核化処理の省力化についての提案や、同市からふるさと納税の返礼品についての説明があった。

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