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JA信州うえだの話題

「くるみの里」づくり着々

JA信州うえだの話題 2018.04.19

長野県のJA信州うえだ東部営農センターは3月下旬の2日間、東御市鞍掛のサンファームとうみの圃場(ほじょう)で、クルミの苗木を配った。今年は購入予約者45人に600本を供給した。同市は日本一のクルミ産地で、行政やJA、日本くるみ会議など関係機関が連携して「くるみの里」づくりを進めている。 同会議が行った2017年8月の調査によると市内には約7800本のクルミが植えられていて、栽培面積は年々増えている。JAは毎年3月下旬に600~800本の苗木を供給しているが、自然栄養食品として人気が高まっていることも手伝って、購入希望者が増え、苗木の生産が追い付かない状況だ。 14年に、クルミ黒斑細菌病が確認され、以降はまん延防止のため、市外への移動禁止や、防除講習会への参加などを条件に販売している。同センターは予約時に販売条件を書面で知らせるとともに、受け渡し当日、購入者を対象に講習会を開いて防除方法などを徹底している。

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