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JA信州うえだの話題

クルミ集荷12トン目標

JA信州うえだの話題 2018.03.31

JA信州うえだ東部くるみ部会はこのほど、定期総会を東御市の東部営農センターで開いた。部会員ら39人が出席し、2017年度事業報告、18年度事業計画、役員改選など4議案を可決した。18年度は品質向上と生産量拡大を目指すことなどを確認した。新部会長に山岸常雄さんが就任した。 17年度は、ひょう害や台風の影響は見られたものの、JAへの出荷量は、秋雨によるかびの発生などで落ち込んだ16年度を大幅に上回る8833キロを確保したことを報告した。 18年度は「安定生産と品質向上、生産量の拡大」をスローガンに掲げ、集荷数量12トンを目標に栽培技術の向上と推奨品種の拡大に取り組む方針だ。農商工観の連携による幅広い活用方法の研究、一元集荷を目的とした選果場建設についても検討を始める。 クルミは近年、健康と美容に良いとされ需要が増え、全国から引き合いがある。部会では、需要に見合った生産量を確保し、高品質で安全・安心なクルミ生産を目指して、栽培技術や農薬の適正使用の講習会の開催に力を入れる考えだ。 同市は日本一のクルミ産地で、日本くるみ会議が行った17年8月の調整によると自家用を含め約7800本の木が植えられている。このうち部会員72人が栽培するのは953本で、栽培面積は11.39ヘクタール。 JAは毎年春に600~800本の苗木を供給し、栽培面積は増え続けている。今年は約600本を供給する予定だ。

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