JA信州うえだ

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JA信州うえだの話題

店舗を福祉施設に活用

JA信州うえだの話題 2017.12.08

JA信州うえだは、事業拠点の再構築で金融窓口が他店に集約された上田市芳田のJA豊里店を利活用して、小規模多機能型の老人福祉施設を整備する。ジェイエー長野会が運営する介護サービスなどを行う施設と、JAの総合相談コーナーが同居する予定。隣接する直売所と合わせて、組合員や地域住民の安心な暮らしを支える、地域密着型の新しい形態の施設を目指す。7日、同店で起工式を開いた。 JAは2016年1月から検討委員会を設け、地域の意見を反映しながら、整備計画を練り上げてきた。同年11月のJA理事会と12月のジェイエー長野会の理事会で、共同事業の承認を得た。 JAは施設を「新たな地域づくりの拠点」と位置付け、豊かな地域社会づくりに貢献する考えだ。 施設には、ジェイエー長野会の小規模多機能型居宅介護サービス、介護予防サービスの拠点が入る。合わせて、経験豊富なJA職員が常駐し、JA事業全般について相談を受け付ける。施設は改修、増築して、延べ床面積約747平方メートルになる。完成は2018年3月31日の予定。 起工式にはJAやジェイエー長野会の関係者ら37人が集まり、神事と式典を行った。 JAの坂下隆行組合長は「この施設は複合機能を持った福祉の拠点として、地域活性化の発信基地として活動していく。組合員をはじめ地域住民の皆さんは、施設オープンを楽しみに待っていてほしい」とあいさつ。 ジェイエー長野会の油井博一理事長は「利用者が安心して集える施設を目指し、地域の安心の暮らしをサポートする拠点を作っていきたい」と期待を込めた。

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