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JAの支援で農機購入、大豆の生産性向上へ
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2017.07.08
長野県上田市の上塩尻集落営農組合は3日、地元の圃場(ほじょう)で「トラクター入魂式」を開いた。同組合は「県JAバンク農機具等購入応援事業」を活用してJA信州うえだからトラクターを購入。組合員とJA役職員ら25人が参加し、農作業安全を祈願した。 組合は大豆の生産性向上に向けた土作りにトラクターを活用する。JAは購入額の約3割を補助金として支援した。トラクターは83馬力と大型で、麦わらや稲わらなどのすき込み作業と同時に播種(はしゅ)ができる。同組合の高遠和秋組合長は「トラクターを使うことで、播種前の麦わらのすきこみ作業を容易にし、作業の効率アップを目指す」と話した。 式典では、JAの坂下隆行組合長が高遠組合長に鍵を贈呈し、トラクターが引き渡された。式典後、全員が安全講習を受けてから、トラクターですきこみ作業をした。 坂下組合長は「有効に活用して、農業生産の拡大とコスト削減につなげてほしい」と話した。
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