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JA信州うえだの話題

1800キロ一斉に、在来種でみそ造り

JA信州うえだの話題 2017.05.04

長野県上田市の中塩田地区営農活性化推進組合みそ加工班は、同市中野加工場で、今年のみその仕込み作業を行った。6日間で班員延べ60人が参加し、1800キロのみそを仕込んだ。同組合のみそは、地元産の大豆と米を使った無添加・天然醸造の「信州塩田のこだわりみそ」として知られ、消費者に好評を得ている。今年は、すでに約1500キロの予約注文があり、地元の農産物直売所でも販売している。 同組合は、みその原料として、こうじがいらないほど甘いことが名前の由来となっている在来種の大豆「こうじいらず」を使う。同地区の農家が、昔から造られてきた自家用みそを再現できないかと試作を重ね、2012年に販売を始めた。 参加者は「毎年、おいしいみそになるようにという気持ちを込めて仕込もうと声を掛け合っている」と話し、大釜で煮た大豆をつぶして塩とこうじを混ぜたり、たるに詰めたりする一連の作業を入念に行った。

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