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学生に幅広い学びを、産業振興へ連携強化

JA信州うえだの話題 2017.04.25

JA信州うえだと東京農業大学は19日、東京都世田谷区の同大世田谷キャンパスで、農業振興や地域活性化などを目的とする包括連携協定を締結した。これまでも両者は、JAでの農大生の実習受け入れや、同大総合研究所研究会へのJA職員参加などの交流実績があり、協定締結でさらに連携を強化する。 同日の調印式にはJA、同大関係者ら14人が参加。JAの坂下隆行組合長と同大の高野克己学長が協定書に調印し、相互の協力を約束した。協定では両者が連携し、「農畜産業と関連産業の活性化」「環境保全・地域づくり」「教育・研究・文化振興」「就職支援」などを行う。期間は2020年3月31日までで、その後は1年ごとに更新する。 坂下組合長は「マーケティングや農産物の成分、土壌などの調査・研究の協力など幅広い支援を期待し、目に見える成果を実現していきたい」と強調。さらに「学生には信州うえだをフィールドに、実習、地域行事への参加など幅広い学びの場として利用してほしい」と述べた。 同大は既に長和町、青木村と連携協定を結び、特産品の開発・商品化や荒廃農地の再生、学生の地域行事参加などに取り組んでいる。管内農家が、農業実習に同大の学生を受け入れるなどの交流も活発だ。

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