JA信州うえだ

ホーム いいJAん!信州の話題 みずみずしさどうぞ、雪中リンゴ1万8000玉

JA信州うえだの話題

みずみずしさどうぞ、雪中リンゴ1万8000玉

JA信州うえだの話題 2017.02.12

JA信州うえだヤマジョウ果樹部会は、菅平高原観光協会と協力し、上田市菅平高原の運動公園施設「サニアパーク菅平」で、リンゴを雪の中に保存した。昨年は雪不足のため保存できる量が限られたが、今年は積雪量が多かったことから量を増やし、リンゴ約1万8000玉(約330ケース)を保存した。 今年で9年目を迎えるこの取り組みは、生産者とJAがリンゴの付加価値と話題性を高める目的で行っているもの。雪の中の一定の温度・湿度で、新鮮さを保つことができ、保存後も取りたてのようなみずみずしいリンゴを味わうことができる。 今回保存したリンゴは「ふじ」「シナノゴールド」の2種類で、上田市を中心とするJA管内産。同部会の生産者やJA役職員、同協会メンバーなど合わせて約10人が作業に当たった。リンゴが入ったコンテナを運んだ後、ビニールシートで覆い、除雪機を使って雪をかぶせた。 同部会の高寺誠副部会長は「掘り出し後、みずみずしいリンゴをたくさんの消費者に味わってもらえればうれしい」と話した。 保存したリンゴは、3月下旬に掘り出す。インターネット通販サイト「JAタウン」や「食彩館ゆとりの里農産物直売所」で発送受付を行う他、4月に開かれる上田城千本桜まつりなどで販売する予定。

お知らせ