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JA信州うえだの話題

認証取得へ、支援手厚く

JA信州うえだの話題 2018.07.17

JA信州うえだ東部営農センターは、地元農家のグローバルGAP(農業生産工程管理)認証取得を目指して活動している。現在、取得に取り組んでいるのは、野菜生産者4人とブドウ生産者6人。同センターがバックアップし、7月末の認証審査に向けて準備している。11日までの3日間には、コンサルタント会社の検査を受けて、改善点を確認した。 同センターは「持続可能な農業を行うための営農改善を第一歩とし、農業が抱えている問題を解決する」ことを目的に、2016年7月から農家のグローバルGAP認証取得を支援。複数回の説明会や視察を行い、生産者とJAが協力して基準を満たすよう改善や点検を続けてきた。 現在、認証取得を目指している農家は、昨年10月下旬から今年3月までは自己確認期間として、自身の圃場(ほじょう)や作業場、倉庫内などの見取り図の作成や掲示物の確認などをしてきた。 昨年11月からは東京のファーム・アライアンス・マネジメントにコンサルタントを依頼して、定期的に内部検査をしている。 今回の検査では、同社の職員2人が各生産者の圃場などを回った。安全に農薬を使用しているか、幼虫・防鼠(ぼうそ)の対策をしているか、異物混入対策をしているかなど、グローバルGAPの適用基準を満たしているか、細かくチェックした。生産者と同センター職員が一緒に話を聞き、基準を満たしていなかった項目は審査までに改善していくことを確認した。 同センターの小木曽めぐみ営農技術員は「生産者とJAが二人三脚で認証取得に取り組み、ようやく審査を受ける段階にきた。今月末に行われる審査に向け、生産者もJAも十分に準備をしておきたい」と話した。 審査は、31日から8月3日の4日間で行われる。

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