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「お手伝いさん」が、ブドウ房切り学ぶ

JA信州うえだの話題 2018.06.05

東御市農業農村支援センターは5月下旬、農家の作業を支援する「お手伝いさん」を対象にブドウの房切り講習会を同市祢津のブドウ園で開いた。作業期を前に、技術の習得と向上を目的に毎年開催。10年以上のベテランから初心者まで38人が参加した。 「お手伝いさん」は、農繁期の労働力不足に悩む農家を支援する制度。参加者のほとんどが農家以外の人で、今年は46人の登録があった。 手伝う作業は、ブドウの房切りと摘粒を中心に、リンゴの摘果やイチゴの収穫など。昨年は延べ1749人が出動し、1万1829時間の作業を行った。ブドウの房切りは、開花から満開までの短期間に作業が集中するため、農家からの要請が最も多い。 講習会は、JA信州うえだ東部営農センターの営農技術員が講師を担当し、実演しながら「巨峰」の房切りの方法を指導。参加者は、作業を体験しながら技術を学んだ。 JA営農技術員は「有核、無核、品種によってやり方が違うので、園主によく確認してから作業してほしい」と注意を呼び掛けた。

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