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JA信州うえだの話題

栽培に愛込め誇り高く

JA信州うえだの話題 2018.02.17

JA信州うえだよだくぼ南部地区のブロッコリー生産者で、ディーフォーディー代表の丸山秀明さんは、このほど開かれた2017年度県ブロッコリー品質向上共進会表彰式で長野県農協中央会長賞を受賞した。 丸山さんは、上田市武石の畑でブロッコリー22ヘクタール、レタス1ヘクタールを栽培している。追肥に重点を置き、生育の状況で追肥量を調節する栽培法や、定植の機械化による省力・経費削減の工夫が評価された。 丸山さんは「愛情込めて栽培しているブロッコリーで栄誉ある賞を受賞できたことを誇りに思う。これからも生産に力を入れていきたい」と話した。 表彰式は、県やJA長野中央会が主催する18年野菜振興研修会で行われた。研修会で同JAよだくぼ南部地区の「アスパラマル」代表取締役の吉見雅史さんが経営事例を発表した。 同社を設立したきっかけや、経営の工夫などを中心に、自身が誇りを持って生産に取り組んでいることを話した。 「長和町が『アスパラの森』と呼ばれるような経営規模にしていきたい」と思いを語った。参加者から「理想の経営ができている。愛情や信念を感じた」と、前向きな姿勢が共感を呼んでいた。 長和町古町にある同社は、15年に設立。アスパラガスの半促性・長期取り栽培(ハウス75棟・生産面積2ヘクタール)に特化し、毎年栽培面積、生産量を増やし続けている。「多くの人に新鮮でおいしい野菜を食べてほしい」という思いから、近隣法人と連携し、スーパーで独自ブランド発信し、生産現場での社員教育なども行っている。

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