JA信州うえだ

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JA信州うえだの話題

千葉に居酒屋開店、信州うえだ産うまい物提供

JA信州うえだの話題 2017.06.16

JA信州うえだ産の食材を豊富に使ったメニューが売りの居酒屋が6月上旬、千葉県市川市にオープンした。東京都や同県で居酒屋を経営するサンドライブの「彦酉(ひこどり)妙典店」で、同JAが構想段階から協力。産地を前面に出した運営で、JAは首都圏にファンを拡大し、地域ブランドを発信する役割を期待する。 同社は安全・安心の国産素材を「産地の顔が見える」形で届けることで、産地と消費者の懸け橋を目指す方針を掲げ、妙典店の他3店舗を経営。JAは2016年8月から直売所「うえだ食彩館ゆとりの里」を通じて食材を供給している。 同社の坂本昌弘代表から新店舗の提案を受け、JAは首都圏での独自のアンテナショップとして産地と消費者を結ぶ発展性があると判断。両者は今年1月ごろから、構想を練ってきた。 今回オープンした妙典店は、同社のパートナー産地である上田と会津(福島県JA会津よつば)を全面的にモチーフにしている。産地の食材を使った料理はもちろん、店舗の内外装にもこだわり、看板に「信州上田」と表記するなど、来店者にストレートに産地を伝えている。 看板メニューは季節ごとに開発。現在、上田産食材を使った料理は、定番の信州そば、塩田産大豆のおぼろ豆腐、「青山のたまご」と塩田産大豆の「納豆だし巻き卵」、「きのこの浅漬け」などが提供されている。 企画に携わったJA営農販売部の金井清太郎さんは「この店のオープンを機に同社とのつながりをさらに深め、食を通じて信州上田のファンを拡大し、地域ブランドの発信をしていきたい」と強調する。観光、移住・定住の情報なども発信し、上田地域に人を呼び込むPRをしていく考えだ。 9日のオープン初日は20人ほどの来店者が並び、開店と同時に満席になる盛況ぶりだった。

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