JA信州うえだ

ホーム いいJAん!信州の話題 出荷用製氷機を増設

JA信州うえだの話題

出荷用製氷機を増設

JA信州うえだの話題 2018.09.11

JA信州うえだは、ブロッコリー出荷用の製氷機を上田市のJA農産物流通センターに増設した。1日5トンの製造能力があり、既存の製氷機と合わせ、1日に14トンの製氷が可能。鮮度保持に欠かせない氷を確保して出荷能力を高めることで、JAが重点品目に位置付けるブロッコリーの生産拡大を後押しする。 2015年にも1日5トンの能力の製氷機を増設していて、もう1台増設する計画を立てていた。今回増設した製氷機でできる氷は薄く、溶けにくいのが特徴。より鮮度を保つことができる。現在、JAでは20個(L級)入りの発泡スチロール箱1箱当たり、フレーク氷を約4キロ入れて出荷している。 JAは、ブロッコリーの作付けを管内の各地区で推進し、出荷量を増やしている。同センターでのブロッコリー出荷数は、16年度は約9万5000ケース(1ケース5キロ)、17年度は約12万5000ケースと毎年増加。18年度は13万ケースを計画する。出荷時期は6月上旬から11月ごろまで。 8月下旬には、施工業者、JA全農長野、JA関係者の計8人が参加して、同センターで引き取り式を開いた。JAの坂下隆行組合長は「JAではブロッコリーの生産に力を入れており、将来的には20万ケースの出荷を目指している。今回の製氷機増設によって出荷能力も向上したので、生産者の皆さんには安心してブロッコリーの生産量を拡大してほしい」とあいさつした。

お知らせ