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JA信州うえだの話題

乾燥調製施設新たに、310ヘクタール作付けめざす

JA信州うえだの話題 2018.11.07

JA信州うえだは、大豆の生産拡大と出荷能力向上を目指して、上田市古安曽にある塩田農産物集出荷所に、大豆乾燥調製施設を新たに設置した。JA管内全域を対象に、荷受けから乾燥、調製、出荷までを一体的に担い、大豆の生産振興を後押しする。 JAは、2016年に決めた第8次中期3カ年計画で、所得向上の重要項目の一つとして、戦略作物である大豆の生産拡大を打ち出した。JA管内の大豆作付け面積は、11年度の約200ヘクタールから年々増え、17年度は約260ヘクタールに拡大。これに伴い、大豆生産者から、荷受けから出荷までの作業を一体的に行える選粒施設を設置してほしいという要望が出ていた。 17年度の産地パワーアップ事業を活用して施設を設置し、18年産大豆から本格稼働。この施設により、管内に310ヘクタールの大豆作付けを目指す。 JAでは7地区の営農センター管内それぞれで荷受け・調製・出荷の作業を行い、小規模な選粒機械で調製を行ってきた。今回新設した施設は、設置場所の塩田地区に限らず、JA管内全域の大豆を対象とする。他地区からは生産者が自ら持ち込む他、各地区に1次集荷場所を設け、この施設に集める。 10月中旬には、行政、施工業者、JA関係者ら計40人が参加し、大豆選粒稼働始め式を開いた。 坂下隆行組合長は「近年はJA管内でも(生産、加工など)大豆に関するさまざまな取り組みが行われている。この施設は、その取り組みを発展させる起爆材として有意義なもの。十二分に活用して、管内全体でより一層栽培面積を拡大してほしい」とあいさつした。

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