JA信州うえだ

ホーム いいJAん!信州の話題 「信州塩田のこだわりみそ」蔵出し

JA信州うえだの話題

「信州塩田のこだわりみそ」蔵出し

JA信州うえだの話題 2018.11.28

「うれしい悲鳴だね」と笑い合いながら、みその蔵出し作業に精を出すのは、上田市の中塩田地区営農活性化推進組合みそ加工班のメンバー。地元産の大豆と米を使った無添加・天然醸造の「信州塩田のこだわりみそ」の売れ行きが好調で、11月中旬の2日間、今年4月に仕込んだみその2回目の蔵出しをした。今年の売れ行きから、来年の需要を見越して年内にもう一度仕込みをする予定だ。 同市の加工場で行った作業には、班員延べ24人が参加。750グラム詰めカップ400個の他、予約注文の1キロ詰めや5キロ詰めなど、合計約1000キロのみそを2日間かけて容器に詰めた。 このみそは、こうじがいらないほど甘いことが名前の由来となっている在来種の大豆「こうじいらず」を使っている。同地区の農家で、昔から造られてきた自家用みそを再現できないかと試作を重ね、2012年から販売を始めた。口コミで評判が広まりピーターが増え、販売量は年々増加。現在、年間約3トンを製造し、予約や地元の農産物直売所で販売している。 昨年は瓶詰のおかずみそ「辛味噌(みそ)にんにく」を商品化。今年は「えごま・白ごま味噌」「ゆず味噌」の瓶詰商品2種類と、2年間熟成させた「二年味噌」を相次いで発売した。 班員は現在15人。「おいしくて、もうこのみそじゃないと駄目と言って注文してくれるのが何よりもうれしい」と、みそ造りにやりがいを感じている。

お知らせ