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JA信州うえだの話題

クラブ活動で農業、JA技術員が指導

JA信州うえだの話題 2018.12.14

上田市立北小学校のクラブ活動で、農業を中心に活動する「畑クラブ」の児童は2018年度、バケツ稲作りやトウモロコシ栽培に取り組んだ。JA信州うえだ上田東営農センターの和田慎太郎営農技術員が今年度から講師を担当し、農業の楽しさと大切さを伝えた。 11月下旬には、今年度最後となる8回目の活動を行った。4~6年生の14人が参加。ガスこんろにかけた土鍋で白米と玄米を炊いて、カレーを作って味わった。児童はガラスのふたから、米が炊き上がるまでの様子を観察。白米と玄米を食べ比べ、「玄米は固い」「白米のほうが甘く感じる」などと感想を話し合った。自分たちが栽培した爆裂種のトウモロコシでポップコーン作りも体験した。 今年初めて挑戦したバケツ稲は、収穫を目前にスズメの被害に遭った。予定していた量が確保できず、この日は地元の農家から米を手配。自分で育てた米を食べることはできなかったが、自然相手の農業の厳しさを学ぶ機会にもなった。 5月からクラブ活動を指導してきた和田営農技術員は「作物を育て、収穫する喜びや厳しさを体験してもらうことができた。来年も入りたいという子どもたちもいてうれしく思う」と話した。

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