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JA信州うえだの話題

干し柿 おいしい手作り完売

JA信州うえだの話題 2019.01.12

JA信州うえだ西部地区事業部と川西まちづくり委員会産業の振興部会は、地域で放置されている渋柿を消費しようと、2017年から干し柿作りと販売に取り組んでいる。今年は干し柿の生産量が多かったため、初めて県外で販売した。 このほど、埼玉県所沢市で開かれた「とことこ市」と上田市の生産者直売所「いずみの里」の朝市で販売し、売れ行きは好調だった。「とことこ市」では、「甘くておいしい」と試食も好評で、用意したものはすべて完売した。 また、地元直売所での販売は2年目。販売を待っていたという来店者もいて、こちらも開始2時間ほどで完売した。 干し柿は、18年10月に開いた「干し柿作り研修会」で作った。「平核無」「蜂屋」の2品種を使い、1500個以上作りパックに詰めた。1パック170~200グラムで、合計約250パック用意した(前年は30パック)。「とことこ市」で50パック(1パック450円)、朝市で100パック(1パック300円)を販売し、残りは干し柿作りの関係者らに配った。 同事業部の赤池邦浩次長は「干し柿は予想以上の人気で、今年もあっという間に完売した。とてもうれしい。今後、いかに干し柿を地域に浸透させるかが課題。同部会と協力し、より地域の柿消費を進めていきたい」と意気込んだ。 同事業部と同部会は来シーズン以降も取り組みを継続。今後は、品種ごとの熟期も加味しながら柿の収穫時期の調整なども検討していく。

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