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JA信州うえだの話題

おいしいみそになあれ

JA信州うえだの話題 2019.02.13

上田市立浦里小学校の2年生12人は、同校の調理室で自ら育てた大豆を使って、親子でみそ造りをした。同校では、毎年2年生を対象に食農教育の一環で大豆を栽培し、豆腐とみそを造っている。栽培から加工までを体験することで、栽培の大変さや大豆から豆腐やみそなどの加工品が作られていることを学習することが目的。 今回使った大豆は、学校支援ボランティア組織が協力し、学校近くの畑で栽培。昨年11月に収穫した。植え付けした大豆は、昨年の2年生が収穫したもの。代々収穫した大豆を350グラム残し、翌年の2年生に受け継いでいる。 JA信州うえだ西部地区の生活指導担当者の石谷いずみ主任が、みそ造りを指導。2班に分かれ、4キロの大豆にこうじを混ぜ合わせ、機械を使って大豆をつぶすなどの一連の作業を親子で力を合わせて行った。 こうじを混ぜる作業で児童は「ちょっとくすぐったい」などと言いながら楽しそうに作業した。大豆をつぶす作業では、初めて見る機械に参加者全員興味津々で、機械からミンチ状の大豆が出てくると大きな歓声を上げた。つぶした大豆は小さく丸め、持参した容器に1.2キロずつ詰めて持ち帰った。造ったみそは、9月ごろに食べ頃を迎える。 児童は「初めてみそを造ったけど楽しかった。おいしいみそになるといいな」と笑顔で話し、保護者も「子どもにとって貴重な経験になった」と話した。

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