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JA信州うえだの話題

育てて、作って、食べて

JA信州うえだの話題 2019.02.19

上田市農政課とJA信州うえだ、JA子会社の信州うえだファームは、「こども農業体験(教育ファーム)」で、栽培から調理、食べるところまで、一貫した体験の機会を提供している。年8回開き、2018年度は6月の田植え体験から始まり、野菜の植え付けや収穫、料理教室などを開催。2月上旬には、上田市の塩田東山観光農園と塩田公民館で、18年度最終回を開き、イチゴの収穫と料理教室などを行った。 市内の親子17人が参加。昨年9月の4回目の体験で植え付けたイチゴを収穫した。信州うえだファームの召田智久さんが収穫のポイントを説明。参加者は自分で植え付けた「章姫」の成長を確認しながら、真っ赤に色付いた果実を収穫した。子どもたちは「すごく甘くておいしい」などと言いながら次々と収穫し、頬張った。 料理教室では「いちご大福」と「いちごの牛乳プリン」を作った。イチゴは「紅ほっぺ」を使用。JA生活指導担当者の柳沢美香さんと唐澤久美子さんが作り方を指導した。 参加した子どもは「イチゴ大福のあんを包むのが難しかった。家でもまた作りたい」と笑顔を見せた。保護者は「子どもが野菜嫌いだったが、だんだん食べられるものが増えた。私も農業に興味が出てきた。来年度もぜひ参加したい」と感想を話した。 市農政課の唐澤大輔さんは「自分で育てると、その農産物に愛着がわく。上田にもたくさんの農産物があることを多くの人に知ってほしい」と話した。 この農業体験は、市が企画し、15年からスタート。JAと信州うえだファームが協力し、農地の提供や栽培の補助などをしている。

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