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活性化へ若手が討議、初の農業考える会

JA信州うえだの話題 2017.09.08

長和町と同町農業委員会は、よだくぼ南部地区農業支援センター、JA信州うえだと共催で8月中旬、同町の長門町民センターで「長和町農業を考える会」を初めて開いた。将来を担う農業者が意見交換して経営課題などを共有し、技術や経営力、仲間意識を高め、町農業の発展と地域活性化につなげる目的で企画した。 同町で野菜や花きなどを栽培する若手農業者11人と、羽田健一郎町長はじめ、農業委員会長、農業支援センター地区推進委員長、JA役職員ら37人が出席。2人の農業者が「長和町農業に思うこと」と題して発表し、意見交換した。 アスパラガスや米の栽培、販売を手掛けるアスパラマル代表取締役の吉見雅史さんは「新規就農者を雇用する上で、農業技術の継承はもちろん、労働条件を整備する必要性を感じている。100年後も続く農業を目指して地域の方と一緒につくり上げていきたい」と意気込んだ。 ブロッコリーなど高原野菜を栽培する丸山秀樹さんは「成功と失敗を繰り返してきたが、今後も自分の納得がいく農業を行っていく。後継者探しにも力を入れていきたい」と発表した。 農業関連分野で活躍する町出身者として、東京農業大学の立岩寿一教授、日本農業新聞の児玉洋子論説委員、県農村工業研究所農業開発研究部の滝沢潤主任研究員を招き、アドバイスを受けた。

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