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JA信州うえだの話題

放棄地解消に尽力、農水大臣賞を報告

JA信州うえだの話題 2017.09.02

JA信州うえだは上田市のモルティしおだで8月28日、子会社の信州うえだファームが5月に「第9回耕作放棄地発生防止・解消活動表彰」(全国農業会議所など主催)で最高賞の農林水産大臣賞を受けたことを記念し、報告・祝賀会を開いた。JA関係者や来賓ら60人が出席し、受賞を喜び合った。 同社は地域農業を守り、地域の農業振興・活性化に取り組むことを目的に、2000年に設立。耕作放棄地の再生・利用事業に積極的に取り組み、再生した農地で学校給食向けの農産物や「うえだみどり大根」などの地域ブランド農産物を栽培している。また、樹園地継承推進事業(借り手のない樹園地を同社が借り受け、次期継承者が見つかるまでの間、栽培管理を行う事業)に取り組み、耕作放棄地の発生抑制に成果を上げている。 近年は耕作放棄地にワイン用ブドウの生産団地を造成するなど、地元行政などが進める「千曲川ワインバレー構想」へ積極的に参画し、地域活性化にも貢献している。 JAの坂下隆行組合長は「耕作放棄地未然防止活動や担い手育成と一体的に進めている解消活動などが評価されたことは誠にうれしいことで、励みになる」とあいさつした。同社の中山孝代表取締役は「受賞は地域農業を支えている皆さまのご支援とご協力のたまもの。これを新たな出発点として初心に戻り、社員一丸となって精進する」と決意を新たにした。

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