JA信州うえだ

ホーム いいJAん!信州の話題 塩田のスイカ 復活を

JA信州うえだの話題

塩田のスイカ 復活を

JA信州うえだの話題 2019.03.16

JA信州うえだ塩田営農センターは、上田市のモルティしおだでスイカ栽培講習会を約10年ぶりに開いた。塩田地区の住民11人が参加した。 同営農センターは、かつての特産品「塩田のスイカ」の栽培を再び盛り上げようと、昨年から栽培に取り組んでいる。きっかけは、たびたび耳にした「もう一度、塩田のスイカを食べたい」という地元の人の声。まず自分たちで栽培してみようと、かつての栽培農家の指導を受けて営農技術員4人が約100本の苗で栽培した。「しおだSUNスイカ」と命名し、直売所などで販売し好評だった。自分も栽培してみたいという地元の人の要望から、地域の活性化や農業振興につながるとして企画した。 営農センターの坂口達哉営農技術員が講師を務め、昨年のスイカを育てた経験を基に、定植から収穫まで一連の栽培について説明。「今回が『しおだSUNスイカ』の取り組みの第一歩。塩田のスイカ復活を目指し、今後も講習会などを積極的に開いて、栽培者が増える工夫をして頑張っていきたい」と話した。 同営農センターは今後、4月下旬から5月上旬でスイカの苗を配り、栽培について現地指導会などを行う予定だ。

お知らせ