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ブドウ安定生産を

JA信州うえだの話題 2019.04.16

JA信州うえだヤマジョウぶどう部会、東部ぶどう部会、川西ぶどう部会は4月上旬の2日間、ブドウ苗木の植え付け講習会を初めて開いた。ブドウの安定生産に向けた取り組みの一環で、苗木の植え付けの基礎知識を再確認し、技術を身に付けてもらうことが目的。JA管内の生産者120人が参加し、初日は上田市、2日目は東御市の園地で開いた。 近年、「シャインマスカット」や「ナガノパープル」といった種なしで、皮ごと食べられる品種の人気が高まり、消費量が増えていることを受けて、生産現場でも新規栽培や改植で苗木を植える機会が増えている。今年は県オリジナルの新品種「ブドウ長果11(クイーンルージュ)」の初めての植え付けの年でもあるため、同講習会を企画した。 初日の講習会では、県上田農業改良普及センターの佐藤政明主任普及指導員が講師を務め、品種ごとの好適環境条件や土壌改良など植え付けの基本を説明。「シャインマスカット」の苗木を使い、植え付けの実演もした。根の張りを良くするために浅植えにする、植え付け後は十分にかん水するなどのポイントを説明した。参加者は「改めて苗木の植え付けについて学ぶことができてよかった。今まで植え付け方法などはあまり意識してこなかったが、今年はこの講習会で学んだことを実践したい」と話した。

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