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居酒屋で食材PR

JA信州うえだの話題 2019.05.27

JA信州うえだは、千葉県を中心に居酒屋を経営するサンドライブ(千葉県)と連携し、同社店舗への食材供給を通じ、JA管内農畜産物の魅力を発信している。5月には、特産大豆の利用拡大を目指して、店舗ごとに創作料理を競うコンテストを初開催。受賞メニューは千葉と東京の全5店舗で提供する。 JAは2016年から同社と提携。同社は17年、千葉県市川市に上田地域と福島県会津地方の食材使用をコンセプトにした居酒屋「会津馬刺 信州上田 妙典彦酉」を開店した。JAは直売所を通じて野菜やきのこ、卵、豆腐、そばなどを供給する。店のメニューに産地を明記して来店者へPRしたこともあり、取引額は年々増加。累計で約800万円に上る。 中でも、管内の上田市塩田地区の若手生産者グループを中心に栽培する大豆「ナカセンナリ」の利用が伸びている。2カ月で30キロ使う計画が、3週間で30キロと予想を上回るペースになっている。 コンテストでは「ナカセンナリ」と、それを加工した豆腐、油揚げ、納豆などを使った新メニュー開発がテーマ。同社の居酒屋「彦酉」全5店舗が16品を出品した。 同社の坂本昌弘代表、上田市とJAの職員ら7人が審査。グランプリには大豆とひき肉、みそなどを合わせてペースト状にしたものを野菜などに付けて食べる「大豆の肉みそディップ」など3品が選ばれた。3品は、6月11日からグランドメニューとして提供される。 坂本代表は「上田には他にも魅力ある食材が多くある。今後、他の食材でも企画したい」と意気込む。JA営農販売部直販課の金井清太郎係長は「今後も、上田産の農畜産物をPRできる取り組みを同社と共に考えていきたい」と期待する。

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