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施設化ブドウ園視察

JA信州うえだの話題 2019.05.28

JA信州うえだ川西ぶどう部会は5月上旬、気象災害に強い産地づくりに向けて、JA管内で施設化しているブドウ園を視察した。同部会員8人とJAの果樹担当の営農技術員2人が参加。東部地区と塩田地区のトンネルメッシュを設置した園2カ所と、塩田地区の防ひょうネット設置園1カ所を視察した。 JAと同部会は、近年、ひょうなどの気象災害による農作物被害が多発していることを受けて、災害に強い産地とブドウの安定した栽培を目指し、多目的ネットやトンネルメッシュなどによる園地の施設化を推進している。JA管内でこうした施設化を進めているブドウ園を視察し、園主の話を聞くことで導入への関心を高める目的で企画した。 東御市のブドウ園では、園主がトンネルメッシュの設置にかかった時間や費用、作業の省力性や実際に災害があった時の状況など、設置後の栽培状況を説明。参加者は園主の説明を熱心に聞き、施設化されたブドウ園を自分の目で確かめていた。 視察に参加した、JA塩田営農センターの担当者は「生産者自身がどうやったら省力的に設置できるか考え、工夫しているので、毎年設置方法が改良されていく。そういった情報を生産者に伝えていき、施設化を推進していきたい」と強調した。

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