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JA信州うえだの話題(日本農業新聞より)

果実の独自品種開発へ

JA信州うえだの話題 2019.06.07

上田市塩田地区の若手果樹生産者グループ「しおだSUN'S(サンズ)」は、オリジナル品種の開発に取り組んでいる。5月には同地区の園地で、リンゴの交配作業とブドウの育種実地研修会を行った。メンバー12人とJA信州うえだ営農技術員1人が参加した。 5月上旬、同市中央の大星果樹園の清水滉平さんの協力で、試験的にリンゴの花粉付けをした。「ふじ」の花に「王林」「おいらせ」「ピンクレディー」の花粉を付け交配。ただ、遅霜の影響を受け、良い結果は得られなかった。 JA塩田営農センターの坂口拓矢営農技術員は「今回は残念な結果になったが、試験的とはいえ育種に取り組んだ事実が、生産者の今後の自信や意欲につながると思う。来年に期待したい」と話した。 5月下旬には、同地区で超大粒の赤系ブドウ「真沙果(まさか)」を育種した飯塚芳幸さんの指導で、実地研修会を開いた。参加者は、自家受粉を防ぐための除雄作業や花粉付けなどブドウの育種方法を学んだ。 参加者は「飯塚さんが実際に作業をしながら説明してくれたので、分かりやすかった。今後、自分たちが育種に取り組む時の参考にしたい」と話した。ブドウは、6月に露地栽培で花粉付けを行う予定だ。 グループは、若手生産者の交流や情報交換の場として、今年2月に結成。メンバーは20~40代の果樹生産者9人と、JA子会社の信州うえだファームなどで学ぶ研修生5人の計14人。農業や地域に貢献していくことなどを目的に活動している。