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郷土食「こねつけ」次代に
JA信州うえだの話題
郷土食「こねつけ」次代に
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2019.07.05
JA信州うえだ女性部東部支会のぞみが、各地区の公民館などで毎月開いている料理教室で、6月のメニューに取り入れた郷土食「こねつけ」が「懐かしい」と反響を呼んでいる。 「こねつけ」は、ご飯に小麦粉を加えてこね、小判形に丸めて油を引いたフライパンで焼き、みそやしょうゆに砂糖を混ぜたたれを絡めた物。残りご飯を無駄なく食べる知恵から生まれたといわれる。昔から、おやつや主食の足しに親しまれてきた。 「こねつけ」を取り上げたのは、JA長野県女性協議会の創立70周年記念事業「食卓がつなぐ昭和~平成~令和」を統一テーマとした取り組みに呼応したもの。同女性部は「次世代に繋(つな)ぐ地域の伝統食」をサブテーマに決め、各支会でさまざまな活動を始めている。同支会は、「こねつけ」を料理教室のメニューに加え、伝承活動に取り組んでいる。 6月は22会場で教室を開催。事前に試作し、研修を積んだ5人の生活活動サポーターが講師を務めた。 会場では「子どものころ、親に使ってもらった」「懐かしい味だ」「うちではクルミを入れる」などと、会話が弾んだ。
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