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夏リンゴ課題克服へ

JA信州うえだの話題 2019.07.28

JA信州うえだヤマジョウ果樹部会は7月上旬、上田市殿城の清水裕さんのリンゴ園で、同部会の推奨品種「シナノリップ」の栽培管理検討会を開いた。現在栽培に取り組んでいる部会員や栽培を検討している部会員24人と、JA営農技術員ら8人が参加した。 「シナノリップ」は県のオリジナル品種。真っ赤に色づき、食味がいいのが特徴。夏に収穫できることから他産地との競合も少なく、収入増加が見込めることから、同部会は「シナノリップ」を推奨品種としている。 2018年度から市場販売が始まり、苗木の導入も進んいるが、ヤガによる被害や日焼けなど栽培上の課題もある。そこで、課題の検討や栽培についての情報交換の場にしてもらおうと、検討会を開いた。 検討会では、県農政部農業技術課副主任専門技術員の川合康充さんが、同品種の特徴、着色管理・誘引などの栽培管理方法、ヤガ対策などを説明。参加者から上がった課題について改善方法をアドバイスした。 参加者は「シナノリップは夏リンゴということもあり、日焼けの影響を受けやすい。着色管理作業も適期に行うよう心掛けたい」と話した。 JA上田東営農センターの山崎亮さんは「生産拡大に向け、JAの農業支援プランの活用や、多目的ネットの使用を推奨していきたい」と強調した。

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