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ブドウ新梢管理徹底

JA信州うえだの話題 2019.07.30

JA信州うえだ東部ぶどう部会、ヤマジョウぶどう部会、川西ぶどう部会の3部会は7月上旬、各地区のブドウ園で、種なしブドウの新梢(しんしょう)管理と「ナガノパープル」裂果対策の検討会を開いた。 JA管内のブドウ栽培は種あり「巨峰」から、消費者ニーズが高く、高単価で安定生産が可能な種なし品種への切り替えが進む。一方で、栽培技術のばらつき、新梢管理の不徹底や、「ナガノパープル」の裂果などが課題になっている。そこで、生産安定と高品質化に向けて、毎年7月、この検討会を開いている。 東御市の小川二巨さんと野中剛さんの園地で開いた検討会には、東部ぶどう部会の部会員34人が参加。県上田農業改良普及センター技術係の佐藤政明主任が講師を担当した。「ナガノパープル」の裂果軽減対策では、糖度14、15の時期と成熟期後半で裂果が起きやすいことを説明。栽培基準に沿った房づくりやトンネルメッシュの設置、成熟期後半の土壌水分などの管理を徹底するよう指導した。 JA東部営農センターの小木曽めぐみさんは「トンネルメッシュはひょうなどの災害対策となる他、病気、さび、裂果の軽減が見込める。設置を検討してほしい」と話した。

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