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ドローン導入 実演会で確認-的確飛行で素早く

JA信州うえだの話題 2019.08.21

JA信州うえだ米穀担い手部会は8月上旬、全体研修会を開き、上田市の大豆圃場(ほじょう)で、ドローン(小型無人飛行機)の薬剤散布の実演を初めて行った。同部会員12人、JA職員7人が参加した。 同部会では、ドローンの研究を2019年度の重点実施事項に掲げ、年3回の実証研修会を計画している。今回は、今年ドローンを導入した同部会上田東支部の箱山健治支部長の圃場約11アールで、実際の作業を見て理解を深めようと企画した。 使用したドローンは、全長約1.5メートルで、重さは約10キロ。約19アールの圃場を2分で散布可能。コントローラーにはカラー液晶モニターを搭載し、作業情報をリアルタイムで確認できる。箱山支部長の弟で、ドローンの操縦資格「産業用マルチローターオペレーター技能認定証」を持つ、箱山秀幸さんがオペレーターを担当。箱山支部長は、ドローンの的確な飛行を補佐するナビゲーターを担当した。 同部会の宮島隆志部会長は「今回は部会員が実演を行ってくれたことで、参加者も質問しやすく、非常に充実した研修会となった」と話した。 箱山支部長は兼業農家で、水稲8ヘクタール、大豆1.6ヘクタール栽培。薬剤散布にかかる時間と労力の削減や、適期に素早く作業を行うためドローンの導入を決めた。

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