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安全・安心ブドウいかが

JA信州うえだの話題 2019.09.18

JA信州うえだ川西ぶどう部会は9月上旬、県の「信州の環境にやさしい農産物認証制度」の承認を受けたブドウのPR販売を初めて行った。同制度と承認を取得したブドウの価値を広く知ってもらうことが狙い。当日はバスツアーの客でにぎわい、ブドウの売れ行きは良かった。 今年8月の現地調査で承認された生産者4人とJA職員2人が、上田市の塩田東山観光農園でPR販売をした。種無し「巨峰」「ナガノパープル」「シャインマスカット」の販売と贈答用「シャインマスカット」の注文受け付けを行った。売り場には、ブドウと一緒に同制度の説明書きと実際に取得した認定書を設置し、来店者の関心を集めていた。 来店者は「この制度は初めて知った。県知事が認めたブドウなら安心して食べられると思って購入した。生産者の努力が感じられる」「認証マークが付いていることで安心して購入できる。おいしそうなブドウ、食べるのが楽しみ」などと話した。 参加した生産者は「思った以上の売れ行きでうれしい。塩田地域の栽培にこだわったブドウをぜひ多くの人に知ってもらい、食べてもらいたい。また、同制度の取得に取り組む仲間を今後もっと増やしたい」と話した。 同制度は、環境と調和し、自然と共生する持続性の高い農業を推進するためのもの。地域の一般的な栽培方法と比較して、化学肥料と化学合成農薬の使用量を減らして作られた農産物を、知事が認証する。原則として50%以上、ブドウを含めた果樹7品目は30%以上の削減で認証され、総合的病害虫・雑草管理(IPM)実践指標を記録することが必要。認証された農産物には、県の認証番号を付けたシンボルマーク(認証票)の使用が許可される。

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