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JA信州うえだの話題

初のブドウフェスタ、色とりどりのブドウに笑顔

JA信州うえだの話題 2019.10.10

JA信州うえだと同JAぶどう部会協議会は9月28日、上田市天神のアリオ上田で、初めての「JA信州うえだぶどうフェスタinアリオ上田」を開いた。会場では、前日27日に実施した「第11回JA信州うえだぶどう品評会」で受賞したブドウ「シャインマスカット」の展示・販売をはじめ、「巨峰」「ナガノパープル」「クイーンニーナ」など同JA管内産の各種ブドウを生産者が即売し、多くの買い物客が足を止めて買い求めていた。 初のフェスタは、消費者ニーズに合わせて多様な品種の栽培に取り組んでいる同JAと協議会が、地元住民に向けたPRと消費拡大を目的に企画。旬のブドウをより多くの地元住民の目に触れる場所でアピールしようと、大型商業施設を会場とした。 即売ではカラフルな9品種が並び、目移りしながら選ぶ買い物客に生産者が品種ごとの味の特徴などを説明すると、「初めて見る品種もあって、どれもおいしそう」と、うなずきながら熱心に聞いていた。新潟から帰省したという女性は、「いつも上田の農産物を買って帰るが、ブドウが大好きなので、今日は上田のいろいろなブドウが買えてとてもうれしい。食べるのが楽しみ」と、にっこり笑顔になっていた。 会場と隣接する、日本のこだわりの逸品を集めた「食」のセレクトショップ「久世福商店」の飲食ブースでは、同フェスタの開催に合わせ、「旬のナガノパープルとシャインマスカットのフルーツしゅわしゅわあんみつ」を限定販売。同メニューで使用する「ナガノパープル」と「シャインマスカット」は全てJA産で、来場者は旬のおいしさが詰まったあんみつを笑顔で頬張った。 また、前日に農産物流通センターで行った品評会は、昨年までは多品種を対象にしていたが、今回は対象を消費者から人気を集める「シャインマスカット」に絞り、生産振興と品質の向上・統一を目指して実施した。審査委員長を、長野県上田農業改良普及センターの宮川仁志所長が務め、長野県上田地域振興局、上田市役所、東御市役所、長野県連合青果株式会社、JA長野県中央会、JA全農長野の職員が、生産者70人から出品された「シャインマスカット」を審査した。 3次審査まで行い、正味重量、着色度、糖度、粒の数・大きさ・揃いなどを総合的に判断して、長野県知事賞を最高賞に10点の入賞を決めた。このうち上田市長賞、東御市長賞、長野連合青果賞は今年初めての設置だ。 受賞者は次の通り。 ▽長野県知事賞=桜井典夫▽上田地域振興局長賞=高橋恵太▽21上小農業活性化協議会長賞=佐藤義幸▽上田市長賞=豊岡親子▽東御市長賞=小野沢英雄▽長野県農業協同組合中央会長賞=清水修▽全国農業協同組合連合長野県本部長賞=柳沢宏紀▽JA信州うえだ組合長賞=林寛繁▽JA信州うえだぶどう部会協議会長賞=内田良平▽長野県連合青果賞=小宮山さおり

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