JA信州うえだ

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JA信州うえだの話題

軽井沢プリンスホテルのスタッフら、東山観光農園を視察

JA信州うえだの話題 2019.12.17

JA信州うえだは、地域ブランド力の強化を目指し、北佐久郡軽井沢町の軽井沢プリンスホテルと連携を強めている。同ホテルとのタイアップ企画として、同ホテルが販売するクリスマスケーキに、JA子会社の「有限会社信州うえだファーム」が運営する、上田市富士山の塩田東山観光農園のイチゴが使用されることが決定した。 これを受けてJAは12月5日、同観光農園に同ホテルのスタッフら5人の視察を受け入れた。 JAは「信州うえだ」地域のブランド化を進めるため、全国的に知名度が高く、県内外から多くの観光客が訪れる同ホテルと連携。8月~11月には同ホテル ウエストのレストランで「ランチ&スイーツブッフェ」を開催し、JA産の果実を使ったスイーツを提供。来場者だけでなく、同ホテルのスタッフからも「信州うえだ」地域の果実のおいしさについて好評を得ている。 今回のタイアップ企画も、JAが同観光農園のイチゴについて紹介したところ、同ホテルからクリスマスケーキへの使用を提案された。 同観光農園のイチゴは、6種類のクリスマスケーキの内「シャイン2019」と「苺のショート・ノワール」に使用される。中でも「シャイン2019」はクリスマスケーキをイメージしたケーキで、高さ約40センチ、直径約18センチの円錐型ホワイトチョコレート細工の上に、約100粒のイチゴが飾られる。このツリーの中にはクロカンブッシュが入っていて、土台はバームクーヘンで出来ている。限定30台の販売で、毎年人気の商品だ。 クリスマスケーキは、10月15日~12月18日の間予約を受け付け、12月21日~25日に同ホテル ウエストで受け渡される。 視察では、同社の船田寿夫常務がほ場を案内し、栽培方法や栽培面積などについて説明した。同ホテルのスタッフらは熱心に説明を聞いたり、イチゴ「章姫」の試食をしたりして、同観光農園のイチゴについて理解を深めた。 クリスマスケーキを手掛ける、同ホテルのシェフは「信州うえだ産イチゴを使用するケーキの予約状況は特に良く、間もなく予定数量に達する。お客さまの地域の食材に対する期待を感じている」と話した。 今後も直販課は、同ホテルと連携を強め、生産者の手取り向上に向け、「信州うえだ」地域のブランド化を進めていく。

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