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JA信州うえだの話題

台風被害果で焼きリンゴケーキ

JA信州うえだの話題 2019.12.18

上田市吉田の生産者直売所いずみの里は、毎月第2土曜日に「おもてなし試食会」を開いている。12月14日には、台風19号の被害で傷付いたリンゴを使った「焼きリンゴケーキ」の実演と試食会を行い、「傷があってもおいしく食べられる」ことや「農家の努力」を伝えながら来店者をもてなした。 おもてなし試食会は、「旬の農産物や直売所で販売している加工品をもっとおいしくたくさん食べてもらいたい」「直売所を身近に感じてもらい地域住民の交流と憩いの場にしたい」と、直売所会員が試食を提供しながら来店者に活用方法などを紹介しているイベント。 この日は、JA信州うえだ西部地区事業部の生活指導担当者が協力し、台風被害で傷付いたリンゴと、同直売所でも販売しているエーコープマーク品「むしパンミックス」を組み合わせて、フライパン一つでできる「焼きリンゴケーキ」を、調理実演をして紹介した。 ケーキを焼き始めると直売所内には甘い香りが漂い、店内に一歩入ったところから買い物客の注目を集めた。生活指導担当者が出来たてをカットすると、買い物客はあつあつのケーキを次々手に取っていた。 ちょうど蒸しパンを作ろうと直売所を訪れたという女性は、「リンゴを使ってこんなに簡単においしいケーキができるなんて、教えてもらえてよかった。早速やってみる」と、うれしそうにレシピを手にしていた。