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上田市大豆採種組合が記念式典

JA信州うえだの話題 2019.12.24

上田市大豆採種組合は12月12日、上田市天神の上田東急REIホテルで「上田市大豆採種組合設立40周年記念式典」を開いた。同組合員をはじめ、JA信州うえだや長野県原種センター、行政機関の関係者など総勢49人が出席し、40周年を祝った。 上田市大豆採種組合は、1970年から始まった減反政策を機に、水田への転作作物として長野県内での栽培が増えた大豆の優良種子生産を目的に、1980年6月6日に設立。当時、組合員は同市川西地区、塩田地区の生産者で、計85人。12ヘクタールのほ場で、大豆「エンレイ」の作付けを始めた。 1985年に同市上塩尻地区の生産者も加わり、現在の組合員数は36人(生産者35人と1組合)。2018年には38ヘクタールの契約栽培のほ場に、大豆「ナカセンナリ」「ギンレイ」「すずほまれ」を作付けし、約49トンの種子大豆を生産した。長野県で栽培される種子大豆契約栽培面積の約9割を有し、優良種子の生産、県内の安定的な大豆生産に貢献している。 同採種組合の馬場秀明組合長は「この40年は切磋琢磨の繰り返しだったと歴代の組合長から聞いている。今後も努力と研鑽を続け、優良種子の生産に力を尽くしたい」とあいさつした。 式典終了後には、長野県農政部の職員が2020年4月1日から施行予定の種子条例と遺伝子組み換え作物の栽培についての情報提供をし、その後、祝賀会を開いた。

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