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「ほうさくマスターClub」最終回 直売所出荷につながり手ごたえ

JA信州うえだの話題 2020.08.03

JA信州うえだが運営する農業用資材店「グリーンファーム中央店」は、毎年開いている家庭菜園の楽しみ方などを題材とした農業初心者向け講習会「グリーンファームカレッジ」に加え、昨年から新たに野菜栽培年間講習会「ほうさくマスターClub(クラブ)」を開いている。これは、家庭菜園のさらなるステップアップや直売所出荷を目指す中級者向けの年間講習会で、昨年10月から今年7月まで全5回コースで行い、11人が受講した。 7月24日には、最終回となる「秋冬野菜の栽培と夏野菜の管理、病害虫防除」講座を行った。同講習会の企画者でもある、同JA営農振興部生産資材課の山口まゆみ主任が講師を担当し、夏野菜や秋冬野菜の暑さや乾燥、病害虫対策について詳しく説明した。受講者は積極的に質問しながら熱心に話を聞いた。 全5回の講習を終えた受講者は「講習会の中で講師に自分の圃場を見てもらえる機会があり、ありがたかった。農業の方向性も見えてきたのでこれからも頑張りたい」「基礎から応用まで幅広い話を聞くことができ、貴重な講義だった。これを機に作物を出荷してみたいと思う」などと満足げに話した。 山口講師は「当初は、家庭菜園の一歩先を学んでみたい人や直売所初出荷を目指す人が集まると予想していたが、ある程度の技術と広い土地を持っている、市場出荷可能と判断できる人が多く集まったのは意外だった。受講者の中には、実際に直売所へ出荷を始めた人や営農技術員と協力し市場出荷の準備を始めた人もいる」と話し、「直売所出荷や家庭菜園の充実を目的に始めた講習会だが、良い手ごたえを感じている。これをきっかけに地元農業が少しでも盛り上がればうれしい」と思いを語った。 同店では、今年度も同講習会を開く予定で、9月から受講者を募集する。年間全5回コースで受講料は1人3,000円(組合員は無料)。講座は10月から始まる。

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