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乗用管理機初導入、作業労力軽減へ

JA信州うえだの話題 2020.08.21

上田市の上塩尻集落営農組合は8月6日、同組合の格納庫で初導入となる乗用管理機の入魂式を開いた。同組合の役員、機械メーカーとJA役職員ら23名が参加し、農作業安全を祈願した。 組合は大豆の除草・中耕・培土の作業時間の短縮と、従来の薬剤使用による畝間除草を変えることを目的に乗用管理機を活用する。 約4年前から大豆が割れてしまうことがあり、JAの営農技術員と相談しながら要因を探ってきた。いくつかの要因が考えられるなかで、今回耕作体系を変えて、薬剤を使わない除草の仕方を試すことを決めた。この乗用管理機の導入はその方策の一つでもあり、効果の検証もしていく。 本機は管理作業の専用機で、部品を替えることで防除、雑草処理、中耕・培土、追肥、うね立て、マルチ、播種など多目的に使うことができる。約9.2ヘクタールの大豆畑に使用し除草剤を使わないことで環境保全にも繋げていく。 式典では、JAの眞島実組合長が高遠組合長に鍵を贈呈し、乗用管理機が引き渡された。式典後、15アールの大豆畑で畝間除草を行い、参加者は機械メーカーの担当者に熱心に質問をしながら、短時間で終わる作業に驚いていた。 同組合の高遠和秋組合長は「今回導入することで割れてしまう大豆が少しでも減り、作業労力の軽減に繋がってほしい」と話した。

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