JA信州うえだ東部ぶどう部会は8月11、18、20日の3日間、東御市の東部営農センターで、ブドウ栽培個別相談会を開いた。 生産者の悩みや疑問を解消し、品質の向上と平準化につなげるのが目的。大勢が集まる講習会や研修会では聞きにくいことや、ふだん困っていることなども、気軽に相談できる機会を設けようと初めて企画した。 3日間で生産者8人が相談に訪れ、果樹担当の営農技術員3人が相談に応じた。若木の仕立て方や病気、防除、施肥についての相談が多く、営農技術員は丁寧に質問に答えていた。今年は長梅雨の影響で、べと病や黒とう病の発生が心配されていることから、定期防除の徹底も呼び掛けた。 相談に訪れた生産者は「詳しく話を聞くことができ、今までの疑問が解消できた。思い切って来てよかった」と話した。好評だったことを受け、9月にも開く予定だ。