JA信州うえだ

ホーム いいJAん!信州の話題 作業体験重ね 小学生待望の「巨峰」収穫

JA信州うえだの話題

作業体験重ね 小学生待望の「巨峰」収穫

JA信州うえだの話題 2020.09.15

東御市立滋野小学校の3年生50人は9月8日、同市の有賀賢一さんのブドウ園で「巨峰」の収穫体験をした。同市特産の「巨峰」の栽培を学ぶ体験学習の一環で、6月の房切り、7月の摘粒、袋掛けと体験を重ね、待ちに待った収穫の日を迎えた。 JA信州うえだ東部営農センターの小木曽めぐみ営農技術員が、はさみの使い方やブドウの房の持ち方など収穫時の注意点を説明。草刈りや防除、水の管理など、園主の有賀さんが今日まで、さまざまな作業を積み重ねてきたことも児童たちに伝えた。 収穫は児童が2人一組になり、片手で慎重に房を支え、はさみで枝から切り取った。7月に掛けた袋には絵が描いてあり、児童たちはブドウ棚を見上げ、たくさんある袋の中から自分が描いた袋を探して収穫。「立派なブドウになった」「重たい」と、うれしそうに収穫を楽しんだ。収穫したブドウは1人2房ずつ家に持ち帰った。 収穫後は有賀さんが用意した皮ごと食べられる黒、緑、赤色の3種類のブドウを試食。ナガノパープル、シャインマスカット、安芸クイーンなどの粒が入ったカップが一人一人に配られ、児童たちは「甘くておいしい」と笑顔を見せながら色と味の違いを確かめていた。 「どんな気持ちでブドウを作っているんですか」という児童の質問に、有賀さんは「食べる人においしいと思ってもらえるように作っている」と笑顔で答えていた。

お知らせ